スパイスと縁の深い長崎で
新しいグルメの誕生！

1582年、長崎からヨーロッパへ渡った天正少年使節が、鉄砲などと共に日本へ持ち帰ったとされるスパイス。鎖国時代には、長崎・出島で香辛料交易が行われたりと、長崎はスパイスと縁の深い地とされています。そんな長崎で生まれた新しいグルメ、『長崎スープカレー』は、長崎のソウルフードのちゃんぽんスープが隠し味。使用している20種類のスパイス＆ハーブは、植物の種子やつぼみを加工せずに丸ごと乾燥させた「ホールスパイス」を使用したこだわりの逸品です。直営の養鶏所でのみ飼育される長崎県のブランド鶏「長崎ばってん鶏」がゴロゴロ入った贅沢っぷり。レトルトとは思えない美味しさの長崎発・スープカレーをぜひご体感ください。

ブランド鶏がゴロゴロ
入った贅沢な本格派

たっぷり入った「長崎ばってん鶏」は、広々とした解放鶏舎でストレスなく育った風味豊かなブランド鶏。5種類のハーブをブレンドした特製のご飯を食べ、柔らかく濃厚な旨味が特徴です。食感にこだわるため、丁寧な下処理が施されています。そんなこだわりの『長崎スープカレー』を美味しくいただくために、ご飯とスープの器は別々に用意するのがおすすめ。ゆで卵を付け合わせてまろやかさをプラスしたり、一味唐辛子でスパイスの美味しさをプラスしたりと、お好みのスタイルで味わうリピーターも多いようです。ご飯はもちろん、麺との相性も抜群で、うどんやそうめん、ちゃんぽん麺などご家庭の常備麺と合わせてお楽しみいただけます。

〈稲佐山観光ホテル〉で生まれた
長崎らしいスパイスカレー

鎖国時代には長崎でしか手に入らなかったとされるスパイスと、中国の食文化に由来するちゃんぽんのスープが混ざり合うことで生まれた『長崎スープカレー』。さらに長崎県の銘柄鶏『長崎ばってん鶏』を贅沢に使用することで、レトルトとは思えない本格的な味わいに仕上がっています。考案者で〈稲佐山観光ホテル〉の専務を務める小林さんは、「コロナ禍で客足が落ち込んでいたとき、長崎らしいスパイスカレーを商品化したいと思ったのがはじまりでした」と話します。“鶴の港”と称される長崎港を見渡せる景色や、地元の食材をふんだんに使用した料理を楽しむことができる〈稲佐山観光ホテル〉。戦争を経験した創業者から受け継がれてきた「平和に貢献する」というスピリットが生み出した、和華蘭文化の香る長崎ならではのスープカレーです。

ここでやらずに、いつやる？
コロナ禍で芽生えた決意

大学進学を機に上京していた小林さんは、16年前に帰郷。〈稲佐山観光ホテル〉に就職しました。その後は趣味でカレー作りに没頭し、スパイスを取り寄せたり、インド料理の本を読んだりするなど、納得できるおいしさを追求してきたそうです。「商品化に踏み切る10年ほど前から、アイデアはあったんです」と話すように、ちゃんぽんスープの可能性を感じていたものの、仕事で多忙を極めていた小林さん。「ここでやらずに、いつやるんだという気持ちでした」と、コロナ禍で商品化に踏み切ったきっかけを振り返りました。ちゃんぽんスープのコクを与えつつも、全面に出しすぎない絶妙な味のバランス。麺をイメージさせないネーミング。こうして細部までこだわり抜いた逸品には、20種類のスパイスとハーブがブレンドされています。

「カレーの文化を長崎へ」
食文化と地域貢献への想い

「欧州では、争いが起こるほど魅力的だったスパイス。それが海を渡って長崎へ行き着いたという歴史を紐解くと、『長崎でスパイスを使うこと』には大きな意味があると思うんです」と小林さん。欧州や中国の食文化を取り入れた『長崎スープカレー』をきっかけに長崎のカレー文化が広がり、それがいつか地域社会への貢献に繋がれば。そんな想いから、現在は〈HAYAMA COFFEE〉（長崎市）をはじめとした店舗での提供や、豚肉を使ったスープカレーの商品開発、さらにスープカレーのお店を開くための準備などを進められています。かつて南蛮貿易が栄えていたこのまちで、ピリリと香る新しい風。ぜひ、長崎の歴史に思いを馳せながらお召し上がりください。

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バイヤーからひとこと

スパイスが効いた本格的なスープカレー♪たっぷりと具材が入っていて、あとは白ご飯を用意するだけ。手土産や贈り物にもピッタリです◎